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島根県・松江城|繊細な美しさと実戦に備えた城

松江城(島根県松江市殿町1-5)

松江城について
松江城
国重要文化財 天守
別名 千鳥城(ちどりじょう)
分類 平山城
築城年 慶長12(1607)年
築城主 堀尾吉晴、忠氏
主な城主 堀尾氏、京極氏、松平氏
島根県松江市殿町1-5

城郭を含めた町全体の雰囲気がきちんと残されている城です。慶長5(1600)年、関ヶ原の戦いの戦功により、堀尾吉晴・忠氏父子が、24万石で出雲・隠岐の太守となり月山富田城に入城、松江藩が成立します。

しかし、ここが近世城下町形成には不利であったため、新たな居城として、夕日の美しい宍道湖のほとり、亀田山に築城されたのが松江城でした。しかしながら、堀尾家も、次に入った京極家も嗣子なく絶家となったため、松平直政が松本城より入城し、以後、明治維新まで町代にわたって居城としました。

白漆喰の部分は少なく、ほとんどが黒い下見板張りで覆われていたり、たくさんの矢ざ間、鉄砲狭間、石落としなどが設けられていたり、本丸の周囲を多聞櫓で囲んでいたりと、非常に無骨な、実戦に備えた造りをしています。

しかし、その一方で、正面から見ると、「千鳥城」という別名の示すとおり、千鳥が羽を広げたような入母屋破風が配されるなど、繊細な美しさもたたえている。この両者のバランスこそが松江城の何よりの魅力なのです。


ぐるっと松江堀川めぐり
松江城は、掘割があって城下町があってと、周辺の雰囲気も含めて堪能できる、とても素晴らしい場所だと思います。

おそらく、これだけ昔ながらの町並が残っているところというのは珍しいのではないでしょうか。この町並を楽しむのであれば、ゆっくり散策するのもひとつ、でも、遊覧船でお堀をめぐってみるのもいいかもしれません。

全長3.7キロのコースを55分間かけて回る『ぐるっと松江堀川めぐり』という、お堀めぐりのツアー。 3カ所の発着場所から乗り降りできますので、ぜひ一度トライしてみてください。



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